ミャンマーで日本語学校を設立

ミャンマーは民主化が果たされて間もない国です。ようやく若者たちが世界を目指せる国になろうとしてます。
多くの若者たちが、海外を目指し、技術を学び、そして自国の発展の足掛かりを作りたいと胸を熱くしています。
しかし、国が開かれたとはいえ、まだまだ貧しい国です。志はあっても、経済的に夢は中々かなえられない、国はこれからもっと飛躍していくのに、多くの若者たちには中々その機会が巡ってこない、これが現状です。

ミャンマーは人口が約5300万人、国民の平均年齢が約28歳です。
国民は勤勉、親切、そして周囲に気を配り、自己主張をしない控えめな方々が多いという、個性の強い人々が目立つアジアの中では珍しい国民性を持ち合わせています。
まだまだビジネスは知らないといえど、ポテンシャルを秘めている国だと思います。

この国の若者たちに日本語教育を施し、日本の技術を伝え、これからの日本、ミャンマーとの間で相互発展を促し、ともに歩んでいくことを大義とし、私たちは学校を作ることを決定しました。

私たちはまず教育と考えます。教育があり、そこから相互理解が深まり、根強い交流が生まれます。
まずは日本に憧れを抱く若者たちに教えるべき事は日本語であり、日本の文化です。

日本人が自然に体得しているルール、礼儀やサービスの質は世界各国で絶賛されているように、非常に価値のあるものです。
当校は日本語教育を通して、そういった日本文化も体得するプランを組んでます。ここで学んだ夢のある若者たちが日本、ミャンマー、その他の国で一流と言われる人材になることを後押しできるように、尽力します。

2.日本語を学びながら日本のルールを学ぶシステムの確立

日本の社会的な全てのルールを学んでもらうため、当校内では全て日本のルールを適用し、学んでもらうように設定しています。それらのルール内で、生徒は日本を学び、すぐに社会に適応できるようになります。
当校では、細かいルールを定め、それらを実践できているかチェックします。それらを忠実に実践し、体得していくことは彼らが日本に行くための重要な指針となり、ミャンマー人を受け入れたい企業にも重要な採用条件になります。

3.送り出し機関の申請準備

当校で学んだ生徒たちが、日本で活躍できる一環として、当校は送り出し機関のライセンス申請の準備を進めています。ただ、当校としては日本に憧れを抱き、自身の日本語、文化の理解、技術の向上を目指す教育をモットーに生徒たちに教えているため、我々が望むことは、日本でも生徒の情熱が消えることのない、きちんとした教育をしていただけることです。

現在は技能研修生として日本に受け入れてから、ミャンマー人技能研修生が失踪してしまうという事がたびたび起こってしまいます。その背景には説明されていた以上の過酷な労働、安い賃金、適切なケアの皆無、また生徒自身の日本文化の理解の違い、自信の喪失、生活の中での余裕のなさ、また生徒自身が引き続き磨くべき日本語能力の低さなどが原因だと思います。

当校はこれらの問題を無くすために、職業訓練校も併設する予定です。その職業訓練校では生徒が日本語の習得、日本文化の理解をした後に自身が学びたい仕事の技術分野を細かくカテゴライズして教えることができるように設計してます。
こうした教育により、生徒たちが日本に受け入れていただいた後に即戦力として働けることを目指します。そして企業に大切に扱ってもらうことで、不安要素を払しょくし、失踪という悲劇を起こさないようにします。

当校が最終的に目指す形として、企業自身が当校に講師を派遣し、自ら生徒を訓練し、育った生徒を日本、ミャンマー、もしくはその他の国で活躍するチャンスを与えてあげることができるようになることです。

4.英語学校との併設について

日本では人材不足が常に叫ばれ、若者たちは必死に働いても仕事が終わらない状況が続いていることが多いと聞きます。そして、いつの間にか日本の社会は競争社会となり、力あるものが認められ、出世し、不器用で自己主張ができない若者たちの多くが夢をあきらめ、忙しい日々に埋没していってしまいます。

基本的に日本人の若者たちは以前と比べて海外志向が弱いと聞きます。
それは一般的には言葉の壁があり、海外へ目を向ける大きな障害になっている事が原因だと思います。
しかしその一方で、競争社会の中で、自信を無くし、海外へ目を向けられない人も多いのではないのでしょうか?

グローバルな人材にならなければと言われながら、チャンスをつかめない。もともと力のある人たちがどんどん海外に出ていき、その流れに取り残されたような気分になってしまう。そういう人たちと自分を比べ、意気消沈してしまい、行動を起こせなくなってしまう。

当校が目指すのは、文化の共有です。日本人に色々な機会を設け、日本語だけでなく、日本の素晴らしい文化を伝え、交流を深めていきます。そこから相互の国の深い理解が生まれ、日本、ミャンマー、そしてこれから積極的に進出してくるだろう様々な国の人々と交流し、ともに仕事をしていけるように、英語学校も設立します。

5.学校ホームページ

ヤンゴンにある語学学校です!